関節痛とむくみ。その関係性は?むくみ対策も知っておきたい!

関節痛やむくみで苦しんでいる方、どうしてむくんでるのか、どうして関節が痛いのか、その原因がわかりますか?原因によって取るべき対策法も変わってくるものです。痛みやむくみに慣れっこになってしまわないで、まずは原因を探っていきましょう。

 

むくみと関節痛に悩まされている方へ。いろいろな可能性を考えてみた。

 

むくみや関節痛の原因はさまざまです。加齢によるもの、立ち仕事や運動不足からくるもの、ケガや病気が元で起こるものなど、その原因によって対応の仕方も変わってきます。

効果的な対応をするには、むくみや関節痛の原因を探るの一番です。今回はむくみや関節痛の症状が出やすい病気やケガにはどんなものがあるのか、いろいろな可能性を考えてみましょう。

 

むくみと関節痛の症状が出る病気やケガ

リウマチ

 

リウマチは30代から60代に発症する事が多く、免疫機能が異常になる事が原因で起きます。骨や関節、筋肉に炎症をきたし、少しずつ関節を破壊して、やがては関節の機能障害を引き起こすという病気です。関節に腫れやむくみが生じるのが特徴で、特に手首や手や足の指に多く発症しますが、基本的には身体のいたる所に起きます。それが通常の関節炎とは違うところです。

朝起きると、手や指がむくんで、こわばって曲げにくくなり、曲げようとすると力が入らないといった状態になります。痛みも激しく、じっとしていても痛いのが特徴です。症状が進むと、関節の炎症が常態化し、関節そのものが変形してしまいます。また放っておくと、関節や骨だけではなく、血管や臓器、筋肉にも異常をきたすようになります。早めに気づいて適切な処置を行えば完治の可能性もあるので、痛みとむくみとこわばりを感じたら、すぐに専門の医師に診てもらいましょう。

 

腱鞘炎

 

腱鞘炎とは、骨と筋肉を繋いでいる腱の周りを覆っている腱鞘が炎症を起こしてる状態で、誰にでも起こりうる病気です。痛みと腫れやむくみ、しびれもあります。

作業で手や指を使いすぎるのが原因で起こります。重い荷物を片手でずっと持っていたり、ずっと同じ動きをしなければならない職人さんや、パソコンの作業、スポーツ、楽器演奏など、がんばって行っているほどなりやすいです。赤ちゃんをずっと抱っこしていて起こる事も多いです。

腱鞘炎の応急処置としては、炎症を鎮めるために患部を冷やす事です。その上で患部を固定して動かさないようにするのが大切です。しかし職業上なってしまうというケースが多いので、なかなかすぐに適切な対処をできない場合が多いようです。そしてある程度症状が落ち着いてきたら、冷やすのではなく温めて、患部の血行を良くして代謝を促しましょう。

初期に気づいて、治療を施せば大事に至らないのですが、放っておくと、痛みの上にしびれがひどくなり、物が持てなくなったり、バネ指になったりするので、軽く考えずに病院に行って適切な処置をしてもらいましょう。

 

痛風

 

痛風とは、血液の中の尿酸が増えて結晶化し、関節痛などを引き起こす病気です。風が吹くだけでも痛い事から名づけられています。発作的に関節が痛み出し、骨折かと思うほどの痛さになると言います。

体内のエネルギー源であるプリン体が代謝すると尿酸になります。通常体の中の尿酸は一定数発生して腎臓から排出されるのですが、プリン体の量が多すぎたり、腎臓での排出機能が悪化した結果、尿酸が増えて結晶化するのです。

主な原因は肥満やアルコール、ストレス、過剰な運動です。プリン体を多く含む食物やアルコールを摂り過ぎたり、ストレスで自律神経が異常になってホルモンバランスが崩れたり、過度な運動で乳酸が体内に溜まり過ぎて、尿酸の排出機能が低下する事で起こるのです。老廃物の排出機能に障害が出るので、体内に水分が溜まってむくんできますし、最悪の場合腎不全に陥る危険もあります。

治療法としては、食生活の改善や投薬治療になりますが、薬の副作用として発疹やかゆみ、胃腸の不快などが起きる場合があります。必ず専門の医師の診断の元、投薬や生活習慣のコントロールをするようにして下さい。

 

ねんざ

 

ねんざとは、手や足をくじいた時に起こる、関節に過剰な力がかかってしまって、靭帯が伸びたり切れたりする傷病です。捻ってしまった直後から患部が腫れ上がり、痛みと共に患部は熱をおびます。すぐに冷やして固定しましょう。症状が軽い場合は、すぐに対処して安静にする事で、早く自然に治る場合もありますが、重篤な場合やなかなか痛みが引かない場合は、病院で適切な処置をしてもらいましょう。

患部が直接腫れて痛む以外に、間接症状として手や脚全体がむくむ事があります。これは患部の関節に損傷があったために、細胞間でのリンパ液の循環がうまくいかず、リンパ液が渋滞してしまっているのです。ねんざが治ればリンパ液の循環も元通りになるのでむくみも治まりますが、マッサージをしてリンパの流れをスムースにすれば、むくみを和らげるのに効果的です。

 

むくみに悩む方へ。むくみ対策法

 

リンパマッサージ

 

むくみの要因となっているリンパ液の渋滞を緩和するために、リンパマッサージは効果的です。ねんざや打撲で靭帯や血管、筋肉に損傷があった場合、または立ち仕事などで血行が悪くなった場合、リンパ液の循環も悪くなります。そこで血液やリンパ液を心臓に向けて流すイメージでマッサージをして、リンパの流れを良くして血行も良くし、むくみの解消に繋げるのです。

リンパマッサージは元々ヨーロッパで始まった医療行為で、免疫力と疲労の回復に効果があります。ケガや病気そのものを治すのではないのですが、周りの腫れやむくみを解消するのに役立ちます。

 

過度な飲酒を控える

 

アルコールを飲むと、よくトイレに行く回数が増えますが、それはアルコールが排尿をコントロールする抗利尿ホルモンの働きを抑えるのが理由です。たくさん尿が出る事で脱水状態になり、その結果水分を過剰に摂取してむくむのです。過度な飲酒はむくみの原因になるのです。

 

むくみサプリメントを使用する

 

体内に溜まった余分な水分を排出するのに、むくみ解消サプリメントを利用するのは人気が高いですね。しかし、手軽にできて効果的な反面、危険な副作用もある場合があるので、その使用法と選び方には注意が必要です。

注意しなければいけないのは、サプリに入ってるメリロートという物質。ヨーロッパでは医療用のハーブとして利用されていていますが、メリロートに含まれるクマリンという成分を過剰に摂取すると、倦怠感を覚え、黄疸を発症し、肝機能障害をもたらす例も報告されています。

ヨーロッパでは1日のクマリンの摂取量は最大で5mgまでと決まっているのですが、日本ではその点が曖昧で、その倍以上のクマリンが含まれているサプリも販売されています。むくみを解消しようとして肝機能障害になったら元も子もないので、メリロートを多く含んだサプリは摂取しない方がいいでしょう。

 

半身浴をする

 

お風呂でゆっくり身体を温める半身浴はむくみ解消の効果が高いです。38℃から40℃くらいのぬるめのお湯にお腹くらいまで浸かり、だいたい20分以上、身体全体が温まって汗がじんわり出てくるまで入浴しているのが効果的です。

ぬるめのお湯だから長時間入浴でき、身体の芯まで温めることができます。そうすると血行が良くなり、リンパ液の流れもスムースになり、老廃物の排出も順調になるよう促せるので、むくみの解消に繋がるのです。

自宅で気軽にできて、しかも気持ちよくてリラックスもできるので、誰にでもおすすめできる方法ですが、けっこう汗をかく場合もあるので、脱水状態にならないように、適度な水分補給を心掛けて下さい。

 

カリウムの摂取

 

カリウムには末梢血管を広げて血圧を少し下げるという働きがあります。また過剰なナトリウムを追い出す作用があるので、血圧が高い事で起こるむくみの解消に効果があります。

また体内の酵素を活性化させる働きもあるので、神経や筋肉の働きを活性化させる効果もあります。夏バテなどの倦怠感の原因もカリウム不足だと言われています。

カリウムを多く含む食品として、ワカメ、昆布、ひじき、海苔などの海藻類が特に有名。他にもバナナや大豆、芋類、パセリ、アボガドなどにも多く含まれています。痛風の人の食生活改善には特におすすめです。

 

まとめ

いかがでしたか?一言にむくみ、関節痛と言っても、その原因によってしなければいけない対策法は違います。むくみや痛みの対応よりも、ケガや病気の治療を優先しなければいけない場合もあります。決して軽く考えずに、まずは原因を把握して、専門の医師に相談しながら効果的で安全な対策法を行うようにしましょう。

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