膝のむくみの原因は?!侮ってはいけない症状を要チェック

膝がむくんで歩きづらい。腫れや痛みも感じて、膝が曲がりにくいということがあります。膝の悩みは高齢者に多いと思われるかもしれませんが、若年層でも膝のむくみに悩む人はいます。むくみが起こる原因や、考えられる病気、むくみの改善法を見てみましょう。

 

膝がむくむ原因

膝がむくむ原因には、次のようなものが考えられます。

 

血行不良

体が血行不良になると、静脈やリンパの流れが悪くなり、体の老廃物や余分な水分が蓄積して膝がむくんでしまいます。

 

病気の可能性

膝がむくむ原因の一つに病気の可能性があります。肝臓、腎臓、心臓に何らかの病気がある場合には、むくみの症状が見られることもあります。

 

加齢によるもの

加齢による組織や軟骨の老化で、膝に負担がかかるようになり関節炎などの病気が生じると、むくみや痛みを感じるようになります。

 

水が溜まっている

膝の関節に水(関節液)が溜まると、むくみが生じます。

 

打撲・捻挫

スポーツや事故などで、打撲または捻挫をすると膝の関節が炎症を起こして、むくみや腫れが生じます。

 

骨折・疲労

膝に強い衝撃が加わり骨折やヒビがはいると、炎症や腫れが起こり膝がむくみます。また、疲労が溜まることで、内臓の機能が低下することも膝のむくみの原因になります。

 

膝がむくむきっかけとなる動作

膝のむくみは、何気ない日常の動作からも引き起こされています。むくみを招く動作には、次のようなものがあります。

 

正座をしていた

正座は、膝に負担がかかるだけでなく血流が悪くなりむくみの原因となります。

 

歩いていた

歩く姿勢が膝に負担をかけるフォームだったり、足の形に合っていない靴で歩いていると、膝にむくみや痛みが起こります。

 

階段の昇降をしていた

膝の関節に何らかの障害がある場合は、階段の昇降がきっかけで関節に炎症が起こり、むくみの症状が現れます。

 

立ったり座ったりを頻繁にしていた

日常生活の中で、立ったり座ったりする動きを頻繁に繰り返すと、そのたび膝に負担がかかり、むくみやすくなります。

 

スポーツをしていた

膝のむくみはスポーツ後に現れることが多いです。スポーツによる膝への負担やケガによるものが原因と考えられます。

 

膝がむくむ病気①:関節水症

 

関節水症の特徴

関節水症とは別名を関節水腫とも呼ぶ、膝に水(関節液)が溜まる病気です。正常な関節でも水(関節液)は存在しますが、何らかの原因で分泌と吸収のバランスが崩れると、水(関節液)が増えて溜まってしまいます。

 

主な原因

関節水症の主な原因は、膝の関節に炎症がある、または膝の内部にある半月板や軟骨の損傷が考えられます。水(関節液)は滑膜(かつまく)というところで作られ、分泌と吸収の働きで一定の量に保たれています。この滑膜の組織が炎症などで正しく機能しなくなると、水(関節液)の分泌が過剰になり、増え過ぎた水(関節液)が膝の上部に溜まってきます。

 

主な症状

  • 膝にむくみや腫れが起こる。
  • 膝の皿の上部分を押すと、プヨプヨとした感覚がある。
  • 膝に痛みとだるさを感じる。または、突然の激痛がある。

 

関節水症の治療法

関節水症の治療には、膝に溜まった水(関節液)を注射で取り除くと同時に、水(関節液)が溜まる原因の改善が行われます。治療方法には、薬物療法、温熱療法、手術療法があります。

 

膝がむくむ病気②:変形性膝関節症

 

変形性膝関節症の特徴

変形性膝関節症とは、膝の関節を覆う軟骨がすり減ることで、関節炎や変形が生じ膝のむくみが起こります。特に中高年の女性に多く見られる病気です。

 

主な原因

変形性膝関節症の主な原因には次のようなものがあります。

 

  • 加齢による筋肉の衰え
  • 無理な運動や肥満などによる膝への負担
  • 病気やケガなどで軟骨がすり減る

 

主な症状

  • 立ち上がりや歩くときに感じる痛み。
  • 症状の進行により、膝に水(関節液)が溜まりむくみや腫れが生る。
  • 症状が悪化すると、痛みは強くなり膝は変形して歩行困難になる。

 

変形性膝関節症の治療法

変形性膝関節症の治療法は、膝への負担を取り除くために肥満の改善や、薬物療法、運動療法、温熱療法、サポーターなどを使用する装具療法などがあります。症状の程度によっては手術が行われます。

 

膝がむくむ病気③:結核性関節炎

 

結核性関節炎の特徴

結核性関節炎とは、結核菌による膝関節の炎症で膝にむくみや腫れが生じる病気です。病院の検査でも他の膝障害との判別が難しく、関節液やリンパ筋などから結核菌の存在を調べることで診断がくだされます。

 

主な原因

結核性関節炎は、肺結核を患ったことがきっかけで、結核菌が血液に含まれ膝関節に運ばれて発症します。

 

主な症状

  • 膝にむくみや腫れが生じる。
  • 膝に水(関節液)が溜まる。
  • 膝が熱を持ち、痛みやこわばりを感じる。
  • 夜間になると痛みが強くなる。

 

結核性関節炎の治療法

結核性関節炎の治療には、関節炎と結核の治療を同時に行います。軽度の結核性関節炎には、ギブスなどの装具療法で安静に過ごしますが、症状が重い場合は手術が行われます。結核については、薬物療法で治療が進められます。

 

膝がむくむ病気④:関節リウマチ

 

関節リウマチの特徴

関節リウマチとは、関節の炎症が続くことで、軟骨や骨が徐々に破壊される病気です。関節リウマチの発症は、30~50歳代がピークであり特に女性に多いことが特徴です。症状の現れる部位は手足の関節に多く、進行すると全身に広まることがあります。

 

主な原因

関節リウマチの主な原因は、体の免疫システムの異常です。本来は病原体などから体を守る免疫システムが、何らかの原因でエラーをおこすと関節の組織や成分を攻撃して炎症を起こします。

 

主な症状

  • 関節に痛みをともなう、むくみや腫れが生じる。
  • 発熱、疲労感、食欲不振が見られます。
  • 関節リウマチが進行すると、関節が変形して動かなくなることもある。

 

関節リウマチの治療法

 

関節リウマチの治療は症状に合わせて、薬物療法、手術療法、リハビリなど関節の痛みをとりながら、症状の進行を抑えて機能障害を回復する方法が行われます。

 

膝がむくんだ時の対処法

ここからは、膝がむくんだ時の対処法について説明します。

 

膝をしっかりと温める

膝のむくみを改善するには、膝を温めて血液の流れを良くすると効果があります。

 

むくみ解消マッサージをする

膝のむくみの原因に、リンパの流れの悪さがあります。膝の周辺をリンパマッサージすると、むくみの解消につながります。

 

(可能であればマッサージの動画を挿入してください)

 

https://www.youtube.com/watch?v=kVgNN07CCUY

 

青竹踏み運動に挑戦する

足の裏には、体の余分な水分を排出するツボがたくさんあります。青竹踏みでツボを刺激することで血流が良くなり、むくみの改善になります。

 

テーピングやサポーターで固定する

関節の炎症によるむくみには、テーピングやサポーター固定することで保温の効果もあり症状が軽減します。

 

病院を受診する

強い痛みを感じるむくみや、マッサージなどを試しても改善しない症状の場合は、病気が隠されていることもありますので、無理をせず専門機関を受診しましょう。

 

膝のむくみの予防法

日常生活で注意したい予防法はこちらです。

 

塩分を控えた食事にする

塩分を多く含む食事は、塩分が体の水分を取り込んで膝がむくみやすくなります。塩分を控えることは、むくみの予防につながります。

 

冷えないように気を付ける

下半身の冷えは、血液とリンパ液の流れが悪くなり、膝の周囲に老廃物が溜まってむくみやすくなります。むくみの予防には、体を冷やさないように気を付けることが大事です。

 

膝のむくみを予防して病気に気を付けよう

膝のむくみには、一時的なものから病気が隠されているものまで様々あります。生活習慣からくるむくみには、マッサージや食事などのセルフケアで予防をすることができます。しかし、原因の見当たらない突然のむくみや、慢性的に続くむくみの場合は、迷わず医療機関の受診を行いましょう。

 

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