むくみが治らない場合は内科に行けばいい?病気が疑われる場合もあり

むくみは内科に行けば治るのでしょうか?朝起きたときや仕事帰りなど、脚がパンパンに腫れている。そんなひどいむくみに悩んでいるなら、病気の可能性があります。そんなとき何科を受診すればいいのか、どんな病気が考えられるのかをまとめました。

むくみは何科に行けばいい?

むくみの原因はさまざまです。心臓や腎臓の機能低下のほか、女性であれば生理前や妊娠中にもむくみやすくなります。

病気を疑うむくみとは

何日も症状が続き、自分でマッサージや生活習慣の改善を意識してもおさまらない場合は病気を疑いましょう。ふくらはぎに触ると痛みを感じたり、急激に体重が増加したり、その他気になる自覚症状があるなら、ただのむくみと放置せず受診をおすすめします。

原因がわからなければ内科へ

むくみが起きる原因によって治療を受ける科目は変わってきますが、そこは素人には判断が難しいところです。まずは総合病院の内科を受診して、自分の症状を相談してみましょう。その後必要に応じて血管外科や心臓外科を紹介されることもあります。

他の病気が原因の場合

むくみが症状のひとつとして現れる病気もいくつかあります。

腎臓の機能障害

むくみの症状が出るときに考えられる原因で、最も多いのが腎臓障害です。腎臓の機能が低下すると尿をうまく排出できなくなり、体内に水分がたまってむくむようになります。ネフローゼ症候群や急性糸球体腎炎、腎不全のときに症状が出ます。

肝臓の機能障害

むくみは肝臓とも関わりがあり、肝臓の機能が低下するとアルブミンというたんぱく質が作られにくくなります。アルブミンには体内の浸透圧を維持する働きがあるため、低下することで塩分や水分が血管の外に滲み出すことがむくみの原因です。肝硬変や肝不全が考えられます。

心臓病

心臓の機能が低下すると、全身に血液を送る役割を果たすポンプがうまく働かず、血の巡りも悪くなるためむくみやすくなります。心不全や心筋梗塞の症状のひとつです。

その他の病気

その他にも甲状腺機能低下症(橋本病)、クッシング症候群、ビタミンB1欠乏症、月経前症候群(PMS)などむくみが出る病気は多岐に渡ります。

下肢静脈瘤の疑いがある場合

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)は、飛行機で同じ体勢が続くと起きやすいエコノミークラス症候群で知られる病気です。遺伝や妊娠、立ち仕事でなりやすい傾向があります。

症状

症状のほとんどはふくらはぎに現れ、血管がボコボコと浮き出てきます。また、ふくらはぎに強いむくみや疲労感が出て、足がつりやすい状態に。ひどくなると湿疹や色素沈着が起き、治りにくくなってきます。

診察は血管外科へ

下肢静脈瘤の診察は血管外科で行われます。ただし、日本には血管外科はまだ少なく、主に心臓血管外科で診療を受けることになるでしょう。近くにない場合は一般外科や形成外科でも診察を行っていることがあるため、相談してみてください。

どんな検査をするの?

むくみで受診するべき診療科目がわかったら、実際に病院に行くとどんな検査を受けるのか見ていきましょう。

触診と問診

まずは問診があります。むくみの始まった時期や強さ、痛みの有無、心臓や腎臓疾患の有無など細かく聞かれます。また、実際に触りながら痛みの強い部位や左右差などをチェックしていきます。

血液検査

腎臓や肝臓機能の低下は、血液検査によって判断することが可能です。

どんな薬が処方される?

むくみの治療薬は、原因に応じて処方される種類が変わります。

利尿薬

むくみの治療には、余分な塩分を体外に排出するための利尿剤が主に使われます。夜に飲むとトイレが近くなるため、主に日中に服用する薬です。

原因となる病気の治療薬

腎臓、肝臓、心臓の病気が原因のむくみの場合は、原因となっている病気の治療薬を服用することになります。

漢方で治す方法

むくみは通常の病院での治療だけでなく、東洋医学である漢方で治す方法もあります。

むくみに漢方が効く理由

漢方は中国で生まれて日本で発展を遂げた医学で、体全体の調子を整え、体が本来持っている治癒力を高める働きをします。余分な水分がたまった状態を漢方では「水毒」といい、むくみを解消することで全身の新陳代謝を上げて冷えを改善します。

病院で処方される場合も

漢方薬といえば専門機関でしか手に入らないイメージがありますが、病院で漢方薬が処方される場合もあります。漢方薬は副作用が少なく、子どもからお年寄りまで使いやすい上、生薬を使っており体に負担をかけずに巡りを良くしてくれるためです。病院ではツムラの医療用漢方製剤が主に使われます。

むくみにいい漢方

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

発汗作用や利尿作用の強い生薬配合で、余分な水分の排出をサポートしてくれます。代謝を活発にし、胃腸の熱を取り除く作用があります。

 

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

ホルモンバランスを整え、体を温める漢方薬です。むくみのほかにもPMSや生理痛、更年期障害に効果があります。痩せ型で体力のない人に向く処方です。

 

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

下半身のむくみに効果が高く、水太りタイプの女性に向きます。さらに多汗症や関節炎の緩和、水分代謝の改善によく使われる漢方薬です。

 

東京でおすすめのむくみ外来

浅野クリニック

JR三鷹駅から徒歩8分に位置するクリニック。循環器・内分泌代謝を専門に取り扱っています。ダイエット・むくみ外来があり、むくみの原因をしっかりと検査してくれます。

堀メディカルクリニック

荒川区町屋駅徒歩1分にあるクリニック。浮腫外来があり、内科的なむくみの診察のほか、リンパ浮腫の場合はセラピールームで専門的な治療を受けることができます。

クリニックみらい国立

国立駅徒歩1分にあるクリニック。9名の医師が在籍し専門的な治療が受けられます。むくみ外来では、原因のわからないしつこいむくみの相談にものってくれます。

大阪でおすすめのむくみ外来

大北メディカルクリニック

梅田にあるクリニックで、むくみ外来を設けています。女性に多いむくみを、副作用の少ない治療法でケアします。

クリニック ハーモニー

東大阪市にあり、西洋医学と東洋医学を融合した治療を提案しているクリニックです。むくみ外来では西洋医学の視点で病気の有無を調べ、一般的なむくみの場合は東洋医学(漢方)で治療します。

 

あなたのむくみは大丈夫?病気の有無をしっかり確かめて

むくみに悩む女性は多いものの、それほど重症だとは思わず病気に気づかないことも多いです。しかしむくみに重大な病気が隠れていることもあり、もし病気がない場合でも、漢方薬や利尿剤の服用で症状が改善されることもあります。症状が長く続くようなら、病院の受診を検討してみましょう。

 

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